人手不足解消に向けた一手!“省力化補助金”の活用で業務効率アップと賃上げを実現
こんにちは!大田区クラウド経理代行オフィスです!
近年、多くの中小企業が直面している「人手不足」という課題。
求人を出してもなかなか応募が来ない、既存の社員に業務が集中してしまい、疲弊してしまう――このような悩みを抱えていませんか?
そんな中、注目されているのが「中小企業省力化投資補助金」です。
この記事では、人手不足の背景にある社会的要因から、補助金の目的、支援内容、申請のポイント、実際の申請スケジュールまで、具体的にわかりやすくご紹介していきます。
この記事を読むことで、省力化補助金の仕組みや申請方法、活用事例までを把握でき、自社にとって本当に必要な設備投資かどうかを判断する手助けになります。
この記事は、「人手が足りず業務が回らない」「従業員の負担を減らしたい」「新しい設備を導入したいが、費用が不安」という中小企業の経営者様やバックオフィス担当者の方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
人手不足はすでに慢性化している
中小企業の多くでは、慢性的な人手不足が続いています。
このような状況の背景には、少子高齢化による労働人口の減少や、大企業との採用競争の激化があります。
人手が足りない分、既存社員への負担が増え、離職率が上がるという悪循環に陥るケースも珍しくありません。
「中小企業省力化投資補助金」とは何か?
「中小企業省力化投資補助金」とは、人手不足に悩む中小企業が、IoT・ロボット・AIなどのデジタル設備を導入することで、作業効率を高めるための国の支援制度です。
この補助金の目的は2つあります。
1つ目は、省力化によって業務の生産性を高めること。
2つ目は、浮いた人員や時間を活用して付加価値を高め、最終的には従業員への賃上げに繋げること。
つまり「業務効率化 → 生産性アップ → 賃上げ」の好循環を生み出すための制度です。
どんな企業が対象?受けられる金額は?
対象となるのは、製造業、卸売業、小売業、サービス業など、業種を問わない中小企業です。
従業員数に応じて、補助金の上限額が決まります。
- 通常枠:最大8,000万円
- 賃上げ要件を達成する企業:最大1億円
国からの補助率は、投資額の30~50%となっており、小規模事業者や経営再建中の企業ほど手厚くなっています。
申請準備で押さえるべき3つのポイント
① GビズIDプライムアカウントの取得は必須
補助金の申請には、GビズIDプライムアカウントが必要で、取得には2〜3週間かかる場合があります。
今すぐにでも申請を始めましょう。
② 事業計画書は具体的に
IoTやロボットなどの導入によって、どの業務がどのくらい効率化されるかを、具体的な数字で示す必要があります。
「毎日2時間かかっていた在庫管理が自動化によりゼロに」といった内容を、説得力あるストーリーでまとめましょう。
③ 賃上げ計画の設定がカギ
設備導入後3年間の賃上げ計画を、過去5年の最低賃金の平均成長率以上で設定すると、審査で有利になります。
例えば、時給1,000円の従業員を毎年3%ずつ昇給させる計画などです。
申請スケジュールを把握し、今すぐ行動を!
第2回の公募は、以下のようなスケジュールが予定されています。
- 4月中旬:公募開始
- 4月下旬:申請受付開始
- 5月下旬:申請締切予定
この短期間で申請を完了するためには、今週中にGビズIDの取得申請と、導入予定の設備について見積もりを取得しておくことが望ましいです。
まとめ
人手不足は、今や中小企業にとって避けて通れない問題です。「中小企業省力化投資補助金」は、単なる業務効率化だけでなく、賃上げや企業成長にもつながるチャンスです。
この記事では、省力化補助金の背景、補助対象、申請準備のポイント、スケジュールについてご紹介しました。
気になる方は是非、お気軽にご連絡ください。
参考